シャンプーの仕方を見直そう！

毎日暑いですね。汗をかく時期になると頭皮トラブルをかかえている方を多く見かけます。
頭皮の状態が思わしくないとき、病院で診察を受ける前に、まず自身でできること、シャンプーの仕方を見直してみましょう！

頭皮にトラブルがない場合は、毎日シャンプーすることをおすすめいたします。
シャンプー後、頭皮の皮脂量は、６～２４時間で元の量に戻りますので、べたつきやすい頭皮のかたはシャンプーの回数を増やしたり、シャンプーのとき指の腹で念入りにマッサージをおこない、乾燥しがちな方はシャンプー剤の使用量や回数減らしてください。

シャンプーは頭皮を指のはらでマッサージするようにしっかり洗い、十分にすすぎます。コンディショナー、トリートメントは通常、頭皮にあまり付かないように塗布し、頭皮に残さないように丁寧に洗います。

頭皮にトラブルのある場合には頭皮薬用のシャンプー、コンディショナーがおすすめです。

薬用シャンプーの後、薬用コンディショナーは頭皮に優しくなじませ、軽くマッサージしてからすすぐとより効果的です。

ただし、シャンプー剤と同様に、最後はしっかり流すことが大事です。

頭皮は体の他の部分に比べて皮脂量が多く、しかも髪が密集して生えているので蒸れやすく、細菌が繁殖しやすい条件がそろっています。

シャンプーしても十分に洗えていないと、洗い残した皮脂や汗などを栄養にして細菌が繁殖し、頭皮の炎症につながります。
また、皮脂が空気に酸化されて過酸化脂質という「悪玉の脂（あぶら）」に変化し、悪臭を発したり、頭皮を刺激してかゆみや炎症を起こします。

頭皮のかゆみには個人差があり、シャンプー後、早い段階でかゆくなってくる人や２日経ってもかゆくなりにくい人もいます。
体調を崩した時や汗をかいた後に、頭皮がかゆくなることもあります。

かゆくなったからといって爪でかいたり、爪を立ててシャンプーしたりするのは禁物です。指の腹で丁寧に洗いましょう。

いかがでしたか？毎日しているシャンプーでも仕方や使うシャンプーやコンディショナーによって頭皮の状態も変化します。
まずはシャンプーを見直してみてくださいね。それでも頭皮の状態が改善されないようでしたら、病院での受診をおすすめいたします。